Illustrator講座を終えて〜備忘録と講座前の自分に伝えたいことなど〜

Illustrator講座を終えて〜備忘録と講座前の自分に伝えたいことなど〜

2019年11月7日(木)、14日(木)21日(木)の3日間、上田市技術センターにて所属している信州おやこさんぽ主催のIllustrator講座を開催しました。僭越ながら講師を努めさせていただき、普段仕事で使用しているAdobe Illustratorの使い方やデザインをする時に気をつけたいことなどを受講生の皆さんと一緒に考えていきました。

講座の趣旨としてはIllustratorの基本的な操作を学びながらIllustratorと仲良くなり(ここが一番大事だと思っていました)、2020年発行予定の上田市おやこさんぽMAP(仮)のパーツ制作までを受講者の皆さんと一緒に行っていこうという内容です。具体的な講座内容は信州おやこさんぽサイト内の以下にレポートにまとめていただきました(ありがとうございます!)ので、こちらをご覧ください。

【レポート】信州おやこさんぽ講座2019年「lllustratorと仲良くなろう講座(第1・2回/全6回)」開催しました(2019年11月7日上田市)

【レポート】信州おやこさんぽ講座2019年「lllustratorと仲良くなろう講座(第3・4・5・6回/全6回)」開催しました(2019年11月14・21日上田市)

Illustrator講座レジュメイメージ2
Illustratorはアプリケーション
Illustrator講座レジュメイメージ2
アプリケーションは何をするか

初級コースということで、そもそもIllustratorとは何か?みたいなお話からさせていただきました。初めての講師を終えて振り返ればたくさんの学びがあったなーと噛み締めつつ、はじめは人前でお話しさせていただくことに(吐きそうなほど)不安に思っていたりしました…そんな不安過多な過去の自分のために、やっておいてよかった事&反省&嬉しかったことを書き留めます。

講座のためにやっておいてよかったこと

Illustrator講座のためにやっておいてよかったこと

シュミレーションをたくさんした

講座の開催決定は夏ごろでしたがあっという間に時間は過ぎていきました…じりじりと準備は進めつつも、レジュメ制作には手こずりました。自分の手(感覚)が覚えている動作を、人に伝わるように言語化するのって難しいなと改めて実感。またIllustratorを覚える=デザインができるようになるということではないので、デザインの基本的な考え方を少し含めてお伝えしたいと思っていたのをまとめるのにも苦戦…でも考える時間が長かった分、吐き出しては飲み込んで消化、また吐き出す作業が繰り返しできたのはブラッシュアップにもつながりました。
何度もやる、大事。

レジュメが完成しても、実際にお話ししてお伝えする講義もあります。資料をPCに映しながらレジュメの読み上げや、実演するところ、作業の時間とかも加味しながら1コマ(1時間半)通しで何度も練習しました。緊張しいということもあったのでできるだけ自分が納得できるまで。手を動かす部分は「普段と同じだから」と思いましたが、それでもやっぱりシュミレーションしておいてよかったです。当日不測の事態ももちろんありましたが、おそらく練習をしていなかったら対応する気持ちが全然違ったのではないかと思います。段取りをとにかく頭に叩き込むことの大切さを知る…
何度もやる、大事(2回目)

本筋とは別の強調したいポイントなどを、流れの中でどう伝えるか具体的にまとめて書き出しておく

レジュメ制作の際に講座内容の全てを記載することにの意味が見だせなかったので、MAP制作の際に必要な技術的な部分を最低限の記載内容にすることにしました。その分話しながら手を動かしながらお伝えする事も増えるので、特に強調したいところや覚えておくと便利なポイントなどをどのタイミングでお伝えするのかも考え、事細かく書き出しました。
(ただしやってみて、講話が難しかったのでここはもっとスムーズにできるようになりたい…)

「レジュメに載っていませんが…」と先にお伝えしながらお話しする事で、受講者さんが注意深く聞いてくれて新しい質問も生まれました。全てを記載しなかったことで、ハンズオン形式とはいえダラダラと受け身だけの講座にならなかったのではないかと思います。

初心者向けIllustratorの教科書を読み漁った

日々使うアプリケーションですが、自分のやり方が正しいかどうかわからないなと疑問思うことが密かにあります。Illustrator初心者の方の「わからないがわからない」状態も打破したかった。

そこでIllustrator初心者向けの技術書を改めて読むことにしました。普段使っていた機能でも別のやり方を発見できたり、今まで知らなかった機能を知ることができたりとにかく驚きの連続でした。(IllustratorからCSSはきだせる機能があったなんて知らなかった…)Illustratorはバージョンが上がるごとに便利な機能が追加されていたりするの使わないのはもったいないなと常々思っていましたが、長年の手癖を治すことに煩わしさを感じたり、自分は使わないかもとおざなりになっていました…結局何かきっかけがないと知識のアップデートできないのでこのタイミングで新しい機能に目を向けることができてよかった…初心者向けの本だから知っている事、と侮ってはいけなかったなと反省…嬉しい発見がたくさんあったのは収穫でした。


振り返ると「そんなのやってあたりまえだろ」と言われそうな内容ばかりかも…でも本当にやっておいてよかったなと思うのでこれからも慢心するなよ!という戒めに…

全体を通して気になったところ、反省点

全体を通して気になったところ、反省点

受講者さんへ持ち物確認のアナウンス

ノートPCの電源コードを忘れてしまった方がいて、1日の講座につき途中充電が持たなかず…参加者の方全てのPCは偶然にもWindowsで誰かのコードを拝借できれば大丈夫かな?と思っていたのですが、誰のコードとも互換性がないという事態が発生。スタッフのPCを貸し出すという事でその場は収まりました。PC備品の規格はMacとWindowsは違うな…と薄ぼんやり思っていただけですが、メーカーによっても違うのですね。初めて気づかされました。
次週以降はリマインドメールにて各自細かい持ち物の確認をお願いし注意を呼びかけるという対策をしました。

データ共有方法の説明について

講座で必要になるデータのやり取りなどをGoogleDriveで行いましたが、Drive自体の使い方を説明する必要があり、登録からお願いする場面がありました。ここでタイムロス。これは事前に登録など使用方法などの確認を済ましておいていただくアテンドする必要がありました。

個人の理解のバラつきにどう対応するか

3回通しで同メンバーで講座を進めていく中で、やはりそれぞれ個人的な理解度に差が生じているなと感じました。全講座通しで私以外にもデザイナーが1人サポートに入ってくれましたが、進捗の遅い方に終始つきっきりになってしまっているのが少々気になりました。

1人でも理解して進めていった方達にはつきっきりのレクチャーは少し不公平に感じるのではないかな?と感じてしまってしまったり…かといって、少人数だからこそできなくて置いてけぼりを感じさせてしまうのは悲しいかな…と感じたり。時間内に全員に理解&満足していただこうというのはとても難しい課題だと思いますが、なるべく誰も嫌な思いをせずにちょうどいい受講の距離感について考えるきかっけになりました。

時間が足りなかった

お話ししたいことを盛り込み過ぎました(笑)自分ではシュミレーションをしたつもりでしたが、お話を進めていくうちに「アレもコレも伝えたい」が増えていき話が脱線ししまうことが多々ありました。練習したことをできるだけ練習通りに本番で発揮するという事も意識したい。


全体を通しての一番の反省は自分が当たり前と思っている事でも他人は当たり前ではない(逆も然り)ということを痛いほど考えさせられたアクシデントが多かったということです。関わる人が増えれば増えるほど、具体的な意識のすり合わせや明確なルールを提示しないと混乱が生じてしまい不安な気持ちになりますね。不安材料をどうやって取り除いていくかが課題ですが、まずは密にコミュニケーションを取っていくということが足りなかったと思うのでまずはここから。

嬉しかったこと

Illustrator講座wぽ通じて嬉しかったこと

うなずきがとても嬉しい

話を聴いてくれている!ありがたい!アレもお話ししたい…となる(そして調子に乗り時間オーバーへ…)

毎回の質問量が多かった

少人数での講座だったので始めに質疑応答は随時ウェルカムですよーとアナウンスしてたり雑談をしたりして、なるべく「わからない」をそのままにしないように質問しやすい空気感をつくることは心がけました。

その中でお伝えした内容からさらに応用するためにはどうしたらいいのかや、吹き出しを作りたいけどどうすればいいか?という具体的な内容や、配布したチラシに使われているフォントについての質問などなど…想像以上に受講生の皆さんのIllustratorへのモチベーションが高くて本当に驚きました。Illustratorの世間の需要の高さがあるのかしら?と感じる場面も。そして質問していただけるということは純粋に嬉しい!!

Illustratorは有料アプリケーションという面もあるのかなと感じたのですが、受講者の方のモノにしたいという本気度がひしひしと伝わってきました。無料だとできないというわけではないと思いますが、ある程度自分への投資していると感じることでモチベーションも違うのかなと感じます。

「楽しかったです」「もっとやりたいです」と直接言っていただけた

受講者さんとの距離をできるだけ近く、一緒に手を動かすイメージでIllustratorと仲良くなってもらうことをとにかく心がけたつもりですが、自分本位になっているのではないかと常に考えていました。こう言っていただけたことは本当に、ほんっとに嬉しかったです。

世の中的にもクレームや批判はあれば声を大にして言うか静かに離れるかが一般的なイメージだし、良かったことをわざわざ言うシチュエーション少なくないかなと。考えてみれば自分だって嫌なことあったらスッと引いてしまう事も多いし、良かったなと思っても「とても勉強になった!」と心の中だけで完結してしまうことが多々あります。肯定的な言葉を相手に直接伝える機会は少ないように思います。(反省)

自分が何かしらの感情を得たことは相手(発信者)があってのことなので、良かったなと思った時には些細な事でも言葉で直接フィードバックをすることで感謝を伝えていきたいです。お互いに気持ちよくなれるし、モチベーションにもつながりますね。
学びの機会ではなくても、まずは身近な人に小さなことでも「ありがとう」からかな…


個人的に反芻する用の書き留めみたいになってしまった…次回(があったら)へのモチベーションにもしたい…

今回嬉しかったと感じたことは全て自分が受講者サイドに立った時に、講師の方にありがとうの意を伝えられる動きにつながっているのはないかなと。もちろんあざとい?オーバーリアクションは敬遠されるかもしれませんが(いやもしかしたらそれくらいでもいいのかもしれない…)、細かい動作でも頷きや質問をする、フィードバックするということはどんどん実践していきたいです。自分がしてもらって嬉しいことは、きっと他の人も嬉しいと思ってくれる(はず)!ですし、やっぱりリアクションがあるということのありがたみは計り知れません…その場の空気は発声者ではなく、聞き手も大きく握っているのだなあと実感。

まとめと講座前の不安な自分に伝えたいこと

Illustrator講座の様子
Illustrator講座の様子

まず、今回運営やサポートに尽力してくれた信州おやこさんぽのメンバーと、参加してくださった受講生の皆様、開講の為にご協力いただいた皆様には感謝してもしつくせない気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!!

個人的には全3回の講座を無事に駆け抜け感じたことは、一緒に学ばせていただいたという充足感がすごいということです(語彙力)私も学ばせていただいたことが本当に多かった。何かと不安なことは尻ごみしてしまいがちでもチャンスがあればやった方がいい。

「ちゃんと準備をしていれば慌てない。思い切って飛び込むことで得られることがめちゃくちゃ多い!やらずに後悔よりやって後悔!!!」

と、講座前の自分に言ってあげたい…ほんとそんなに不安がらなくて大丈夫だからと…今は開講前には1mmも考えていなかった楽しかったという気持ちも湧き出ていることに驚いているくらい、だし何より喜んでもらえたよと…
今後また別の何か新しいことに挑戦するチャンスの時には今回の経験を思い出しつつ、この言葉を思い出して不安な自分を励ましていきたいです(不安がる自分の背中を気軽に押してあげたい^^)

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